新型コロナ感染症が感染症法上2類から5類に引きさげられ3か月超、面会や外出の制限も緩和されています。 が、重症化リスクの高い高齢者にとっては 未だ驚異の感染症です。
昨年は入居者の半数・スタッフの3割強が感染してしまうクラスターが発生し対応に追われました。
7月ころからスタッフの感染報告が増えています。私たちの施設では、スタッフに抗原検査キットが配布されていますので、発熱や風邪症状があるときはセルフチェックで感染の有無を調べます。感染が分かれば出勤を控え 施設にウイルスを持ち込まない対策をしています。それでも1か月ほど前には入居者にも感染者が見つかり その方の居住階は隔離対策をとることになりました。本来ならお部屋単位の隔離でよいのですが、認知症の方の隔離は難しく 階ごとマルっと隔離することになったのです。
今 新型コロナ感染症は5類感染症なのでインフルエンザと同じ分類です、法律上2類のような隔離は必要はありません。巷では ‘’風邪‘’ ですんでしまうような感染症も高齢者にとってはそうはいきません。
今回 対応が早かったので感染の拡大は防ぐ事が出来ましたが、まだ退院できない方がいらっしゃいます。1日も早く元気になって戻ってこられることを皆で願っています。
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