季節の変わり目は体調を崩す方が多いです。心も体も・・・
高齢者の入居者の中には精神疾患を持っている方もいます。
その中のおひとり Hさんは90歳を超えるおばあちゃん。
認知症もあり いつもお世話をするスタッフの顔は覚えていますが、名前が覚えられません。
普段は明るい大きな声でスタッフに声を掛けます 「おねえちゃん元気か?」「おばちゃん もう帰るんか?」「おにいちゃんご飯食べたか?」「おにいさん、おはようさん」などと使い分けています。
そこで おねえちゃんとおばちゃんの境目はどこかと話題になることがあります、私はおばちゃんと呼ばれるわ、私はお姉ちゃんよ・・・どこが境目なのか Hさんのみぞ知るところなのです。
そんなHさんは季節の変わり目が苦手です、元気がなくなり 朝も起きられません。
食事もすすまず、部屋で寝ていることが多く「調子悪いねん」と活気なく答えます。
精神疾患を持っているので、そんな時期は無理をせず Hさんのペースに合わせ食べたいときに食べ ねたいときに寝て。
その不調もお薬の調整をすることなく、時間と共にもとにいつものHさんに戻ってきます。
そんな季節の変わり目 介護をする方も一息いれて夏の疲れを癒す時間が持てるといいなぁと思うこの頃です
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